毎年5月5日に行われる「いかざき大凧合戦」は、 約400年の歴史がある内子町最大の伝承行事です。
毎年、美術部は依頼を受けて凧絵を描いています。今年度は1統だけでしたが、経験をしていない1年生にとっては勉強になりました。
プロジェクターで写して下書きをします。
1年生と2年生が協力して1統の凧を完成させます。
完成間近になりました。
和紙はケント紙や画用紙と違って塗りにくいのですが、
頑張って丁寧に仕上げることができました。
これからも地域の伝統を大切にしていきたいと思います。
第20回「版画絵はがきコンテスト」において、1年生の宮下くんが大洲市教育長賞を受賞しました。肱川町にある『風の博物館・歌麿館』で現在開催されている同コンテスト作品展の見学に行きました。内子高校の美術部員は、全員応募で頑張りました。
1年生 宮下くんの作品 題名「蒸気機関車」です。全国からの応募で、一般の部の総数は302点ありました。その中での受賞です。
2年生 西田さんは中学3年生でも入選しており、今回も2次審査を通過していました。
「版画絵はがきコンテスト」に応募した、美術部員の作品です。
次回も部員全員で、頑張って彫って刷りたいと思います。
3月17日(水)に、1年生が地域理解研修を実施しました。
まずは、「内子町を知ろう」というテーマで事前学習を行いました。内子町の位置や気候、合併の歴史など概要を確認した後、内子町の課題について学びました。
続いて、校外学習に出掛けるにあたって、「交通安全ルール」をクイズ形式で学びました。
いよいよ内子高校を出発し、龍王公園を目指しました。
高さ18mある展望台「龍王の砦」から内子・五十崎方面を一望し、地理的環境を自分たちの目でしっかりと確認できました。
では、記念撮影です!撮影直前にマスクを外して「ハイ、チーズ!」
1組
2組
3組
地域に対する興味・関心を高めることができました。
集合写真
生徒の感想を紹介します。
[内子・五十崎の良さ]
・内子・五十崎の良さは、豊かな自然と豊かな暮らしが共存しているところだと思います。展望台から眺めることのできる、美しい自然の山々に囲まれた家々や店などを見て、そう思いました。改めて自分たちは、豊かで恵まれた自然に囲まれながら暮らせることができて、本当に幸せだと思いました。(男子)
・私は大洲市から内子に通学しているので、地域をゆっくり歩いたのは初めてだったけれど、どこを歩いても緑がいっぱいで、景色はきれいで、空気もおいしかった。歩くだけで悩み事が吹っ飛ぶような、そんな気持ちになった。今度、迷子にならない程度に一人で散歩をしてみたい。(女子)
[友だちの良さ]
・龍王公園への行き帰り、F君がいろいろなことを話してくれて、雰囲気を盛り上げてくれたことが印象に残っています。特に、帰り道で疲れていた時も、たくさん笑わせてくれたので、自然と元気になりました。僕も、周りの雰囲気を盛り上げることができるような人になりたいです。(男子)
・私が、最近一緒にいることが多い二人の友達について、今日改めて気付いたことがある。それは、二人ともリーダーシップがあり、弱音を吐かないところだ。私は運動部に所属しているが、二人は文化部で、体力的には私以上に疲れているはずだ。ところが、弱音はたまにしか吐かず、帰り道のほとんど私が弱音を吐いていた。今日の地域理解研修を通じて、私は、二人が本当に忍耐強く、とても頼れる人たちだということに改めて気付かされた。(女子)
みなさん、こんにちは。
今日は3月17日に行われた、理科のフィールドワーク学習の様子についてお伝えします。
今回は、身近な河川の河原で岩石と生物の観察をしようという目標の下、活動しました。
天気にも恵まれ、気持ちよく活動できました。まずは校門前に集合し、記録用の紙を2枚渡し、いざ出発です。いい天気というか、暑いくらいでした。前の日までは雨が降っていましたが、水かさも安全に観察できる程度で安心しました。
河原に集合し、連絡事項を確認して解散しました!生徒たちは、何を観察し、どんなスケッチをしてくるでしょうか。
河原には菜の花がたくさん咲いていて、春らしい景色でした。桜はまだだったようです。
生物と岩石(そこら中に落ちてます)を探して歩きまわっています。
何か見つけたようです。話を聞くと、魚がいたのだとか。潮だまりのように水が引いた後の水たまりには魚が閉じ込められていることが多いので、それを見つけていました。そして、水があると、、、
当然、こうなります。自然観察をしながら楽しく過ごせていて、みんなの明るい表情を見た引率者の私たちも嬉しくなりました。
楽しい時間はあっという間で、この後再度集合して安全に帰りました。
せっかくなので、何枚かスケッチを紹介したいと思います。
なかなか上手です!がんばってきれいに書いています。正直、ここまでのものが出てくるとは思っていませんでした!真剣にスケッチしながらも、友人たちと楽しく活動できていたことがよかったです。
いや、これ、確かに生物だけども、、、!!
これは、絶対新種ですね。生徒のスケッチ力を信じます。こんなチョウは見たことがない。すばらしいです。「ちょうちょ」って書かれてないと何かわからないこの風体は、きっと擬態に特化した進化を遂げた生物じゃないかと思います。(※生徒に許可を得てコメントしています。)
これも、すさまじく花びらが咲き乱れている希少な花ですね。って、花なのか?……何なのかよくわかりませんが、きっと新種です。もしかしたら、この奇怪な形をした花弁に似た組織で昆虫などを捕まえるのかもしれません。(※生徒の許可をもらってコメントしています。)
ということで、ちょっと暑かったですけど、気持ちが晴れやかになってくれていたら、フィールドワークを企画した甲斐があったと思います。
みなさん、こんにちは。
年度末は行事が目白押しで、「内子高校だより」が追い付いておりません。かといって、普段は記事に困る状態なので、貧乏魂でネタの出し惜しみをした結果、数日遅れてのアップロードとなっております。
さて、今回は3月16日に行われた2年生の遠足の様子をお伝えします。この遠足は、修学旅行の代替行事として実施されました。
行き先は、見てお分かりだと思いますが、まずはとべ動物園です。愛媛県の生徒なら、何回か行ったことがある人が多いでしょうが、新しい施設もできてますし、友人と行く動物園はまた違った楽しさがあったと思います。
そして、今、とべ動物園では、自閉症の版画家として知られる石村嘉成さんの個展が開催されています。世界でも珍しいゾウ舎を使った展示です。
力強い作風で、色鮮やかで表情豊かな動物たちが描かれています。このように動物の作品が多く、動物園とマッチしているもので、生徒たちも興味津々で鑑賞させてもらいました。
動物園で昼食をとった後は、松山市道後に向かい、自由散策をしました。道後は初めて訪れたという生徒も多く、楽しい散策になったようです。(写真左:小説「坊っちゃん」の登場人物が出てくるからくり時計です。写真右:奥に見える建物が道後駅です。)
明日は、17日に実施した理科のフィールドワークの様子をお伝えします。
みなさん、こんにちは。
今日も前回に続き、クラスマッチの様子をお伝えします。今日はサッカー、オセロ、テニスです。
これまでにたくさん練習しているからか、みんな上手で驚きました。もちろん、サッカー部員が多いクラスは高いレベルのサッカーを見ることができました。
次にテニスです。本校にはソフトテニス部はありますが、硬式のテニス部はありません。体育でしかやらないようですが、白熱したラリーが展開されることもあったようです。
ソフトテニス部員が有利なように思えますが、最初は飛ばし過ぎてしまうことが多いようです。球の重さが違いますから、力加減が難しいのでしょう。
最後はオセロです。写真が少ないのですが、こちらも白熱したバトルが繰り広げられたそうです。特に、内子高校オセロ最強男子で優勝候補だった生徒が、1年生の女子に敗れるという波乱の展開!しかも、本人も「まぐれではなく、実力で敗れました。」と潔く認めており、今後の対戦が楽しみとなりました。また、写真のようにどの生徒も真剣な表情で、頭脳ゲームを楽しんでいる様子でした。
次回は、2年生の遠足の様子をお伝えします!
みなさん、こんにちは。
今日は、昨日15日に行われたクラスマッチの様子をお伝えします。
今回のクラスマッチでは、バドミントン、卓球、サッカー、テニス、オセロの5種目が行われました。
今日はそのうち、バドミントン、卓球の様子をお伝えします。
バドミントンはダブルスで行われました。バドミントンを苦手とする仲間がいても、互いにカバーし合って奮闘している様子がほほえましく思えました。
やはり経験値の差なのか、2年生が1年生よりも強いかなという印象を受けました。中学校で部活がある種目ではないので、どうしても体育でやったことがある!という2年生に分があるようです。しかし、そんな中でもソフトテニス部やバレーボール部の1年生の生徒たちは特にうまく距離感をつかみ、上手にプレイしていました。
さて、次に卓球です。
卓球は、男子、女子、混合チームで対戦し、最も獲得ポイントの多いクラスが優勝でした。混合チームはあまりないパターンなのですが、男女仲良くやっていたように思います。クラスマッチは真剣勝負の場でもありますが、楽しく親睦を深める場でもあるので、その趣旨を十分に理解して活動できていたようです。
卓球競技は、どうしても中学校での経験者、現在の卓球部が有利に試合を進めることが多かったように思いますが、卓球部ではなかった!という生徒の活躍も見られて、おもしろかったです。
ということで、明日は、ほかの競技の様子を紹介いたします。
部活動
3月7日(日)に、内子座にて、本校吹奏楽部と内子中学校吹奏楽部のジョイントコンサートを開催しました。コロナ禍のため、観客は保護者のみとさせていただきました。ほかの生徒たちからも、ぜひ聴きに行きたいという声がありましたが、今回はごめんなさい。
保護者の皆様からは優しく見守っていただき、とても温かい雰囲気の中、最高のパフォーマンスをすることができました。ありがとうございました!これからも、演奏の場が増えることを祈りながら、しっかり精進していきます。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
高校生の演奏から幕が上がりました
稲谷君(3年)の司会も絶好調
中学生のみんなも楽しかったね
令和2年度の第63回内子笹まつりは残念ながら中止となり、美術部が制作した笹飾りは町内で展示することはできませんでしたが、本校の創立100周年記念文化祭にて校内でお披露目することができました。
今年は開催できることを信じて制作を始めました。例年は葛飾北斎の富岳三十六景を題材としていましたが、今回から内子町を紹介することができたらと思い、新たな挑戦を始めました。第1弾として『内子座』バージョンに挑戦します。さあ、どのように仕上がるか……また時々進捗状況をお知らせします。素敵な笹飾りになるように部員みんなで頑張ります!
令和2年度愛媛県立内子高等学校卒業証書授与式を行いました。
今日は卒業生を見送るにふさわしい清々しい天気になりました。
今年度の卒業式は、在校生は教室からオンラインで参加、式場である体育館には卒業生と保護者の皆様、来賓のお三方、在校生代表生徒と教職員のみというコロナ対策の下で行われました。
卒業生が体育館正面入口から入場しました。席に着くと、背筋を伸ばし、まっすぐ前を向いて、凛とした誇らしい姿でした。
今年度は胸にコサージュを付けています。1組はブルーを、2組はピンクを、3組はホワイト&イエローを基調にした小花のかわいいコサージュです。色は、龍群・紅嶺・白鵬のグループ色にちなんでいます。フォーマルで華やかになるとともに、互いに卒業を祝う雰囲気が漂っていました。
在校生はどうしていたかというと・・・
このように各教室からオンラインで参加していました。こうして式場から離れていても、先輩に感謝の思いと敬意を表したかのようないい姿勢で式に臨んでいました。
卒業式の内容は例年と大きく変わることはありませんでしたが、コロナ対策で歌唱は行わず、時間は短縮をしました。
式では、最初から最後まで緊張感をもって、最後の大きなイベントを立派に遂行する卒業生の姿が心に響きました。
まず国歌演奏の後、卒業証書授与と賞状授与が厳かに行われました。
式辞と祝辞のお言葉は、卒業生の胸に深く刻まれるものでした。
在校生送辞、卒業生答辞も立派で、みんなを勇気づけ、温かい気持ちにさせてくれました。
校歌演奏で閉式となりました。
卒業式後には、高校生活最後の授業であるHR活動がありました。担任の思い、生徒の思いによって、クラスでのスタイルは様々でしたが、どのクラスでも心温まる時間が流れていました。
そして、HR活動後には、去年も行った在校生によるサプライズ演奏と校歌合唱がありました。屋外(中庭)でソーシャルディスタンスに気を付けて、でも、元気よく、式場では歌えなかった校歌を歌ってくれました。やっぱり最後ですもん、心のこもった声を届けたい、そういう在校生の思いが詰まっていました。
卒業生のみなさん、本当に3年間ありがとう。みんなが最高学年として引っ張ってくれた内子高校は、これからまた在校生の手によって新たに躍進していきます。今後も見守っていてくださいね。
今日は本当におめでとうございました!
保護者の皆様、誠におめでとうございました。保護者の皆様、関係者の皆様に心からお祝いを申し上げますとともに、これまでの教育活動への御協力に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。