お知らせ

小田高校の分校化について(ひとりごと)

10月、小田高校が来年度から内子高校の分校となることが発表されました。平成30年度末に、小田高校と三瓶高校が分校化されることは発表されていましたが、それぞれ、どこの高校の分校になるかは発表されませんでした。少子化による生徒数の減少のためではありますが、地域に愛されてきた歴史ある高校の名前が消えていくことに、寂しさを感じずにはいられません。しかし他県には、生徒数がある程度残りながら、複数の高校を統合して全く新しい高校として生まれ変わる、という例もたくさんあります。少子化の進む社会で、地域の高校はいったどのような形であることが望ましいのでしょうか。

令和元年11月12日

 

2学期始業式式辞

皆さん、おはようございます。今日から2学期です。夏休みは充実した時間になったでしょうか。生活のリズム、自分の体調、壊さずに過ごせたでしょうか。

すでに補習があったり、体育祭の準備で、学校が始まる準備も覚悟もできていると思いますが、2学期は、一番長く、大きな行事が多い学期です。まず、気持ちを引き締めて、学校を休まない、学校に遅れない、いい滑り出しをしてください。

 さて、皆さんの体は、皆さんが食べたもの、飲んだものだけでできています。そして、皆さんの「心」は、皆さんの体験したことでできています。この「経験したこと」の中には、出会った人、読んだ本、自分が考えたこと、悩んだことなどもあります。この2学期、たくさんある行事は、皆さんに素晴らしい経験を提供してくれるはずです。ただし、口を開けいるだけで、誰かが食べ物を運んでくれるのを待っているようではだめです。自分で自分に必要な経験を選び取ったり、自分がやるべきことだと判断して、勇気をもって取り組んだりする「自分から進んで」という姿勢が必要です。当然、楽しい経験ばかりでなく、苦い経験や辛い経験もあるはずです。できれば経験したくないこともたくさんあります。しかし、そういういろいろな味の体験が皆さんの心を豊かに、逞しく、優しく育ててくれるはずです。この2学期、いろいろな挑戦を積んで、しっかり成長してくれることを期待しています。

3年生にとっては、就職や進学、進路を左右する大切な学期です。後戻りはできません。悔いのない時間にしてください。自分の未来を決めるのは自分自身です。

令和元年8月28日

 

1学期終業式式辞

皆さんおはようございます。1学期も最後の日となりました。今日は、この1学期を振り返る節目の日です。夏休みの生活を考え、2学期、3学期のこと、さらにこの先の高校生活や、卒業後まで考えて、今まで何をしてきたか、これから何をしないといけないかを自分のこととして考えてください。

 1年生の皆さん、皆さんには入学式で2つのことを特にお願いしました。1つは、自分の能力や才能に自信を持ってほしいということでした。自分の中に眠っている才能や能力を自分で見つけ、それを磨き上げる努力をしてほしい、と言いました。そのために、勉強、部活動、学校行事に全力、本気で取り組んで、自分に何ができるかを見極めてほしい、と言いました。自分の中の「光るもの」を少しでも、きっかけでも見つけることができたでしょうか。中学の時できなかったから、どうせだめだろうと本気でやらなかった、ということはなかったでしょうか。2つ目は、自分で考えて行動する主体性と、周囲の人と心を通わせるコミュニケーション能力を身に付けてほしい、と言いました。主体性とコミュニケーション能力です。自分から進んで行動することができましたか。自分の考えはきちんと相手に伝えることができましたか。相手の気持ちをしっかり受け止めて、相手との絆を強めることができましたか。我々人間は、生物学的には、ゴリラやチンパンジーが属する霊長類というグループの中の、ヒトという種類の生物です。このヒトという生物は、「社会性」という、集団を作ろうとする性質を生まれながらに持っています。この集団を作ろうとする性質があることで、集団の中にいると心地よく感じ、集団でいないと不安になると考えられます。しかし、大切なのは、同じ場所にいるだけの集団ではありません。相手を認め、自分も認めてくれるという信頼関係をもとにできあがった集団です。これを「仲間」と言っていいと思います。この学校で、信頼し合い、助け合う仲間はできたでしょうか。

2年生、3年生の皆さん、1学期始業式で皆さんにもお願いしたことがあります。3年生の皆さん、この1年は将来を決定する特別大切な1年です、しっかり自分を見つめ、自分を鍛えぬいてください、と言いました。そして、勉強も部活動も悔いを残さないように全力を尽くせ、頑張りぬいたという自信が一生の宝になります、と言いました。自分の進路実現に向けて、頑張っている最中だと思いますが、手ごたえはどうでしょうか。勝負の夏です。今の自分に何が必要なのか、謙虚に周囲のアドバイスを受け入れ、最後は、自分で決断して、有効に時間を使ってください。高校生活最後の夏です、充実した時間にしてください。

2年生の皆さん、始業式では学校を引っ張っていく学年だと言いました。2年生の皆さん一人一人、それぞれの立場で3年生を支え、1年生をリードすることができたでしょうか。2年生は気が緩みがちな学年です、楽な方に流されないように自分に厳しくあってください、と言いました。振り返ってみてどうだったでしょうか。

そして、始業式にはもう一つ、3年生、2年生両方に、言いました。この学年で、何でも構いません、頑張ってやり遂げたと胸を張って人に言えることを必ず一つは作ってください。学年の3分の2が残っていますが、ここまでで、胸を張れることはできたでしょうか。

1年生の皆さん、皆さんにも同じ宿題です。この学年で、何でも構いません、頑張ってやり遂げたと胸を張って人に言えることを必ず一つは作ってください。

明日から夏休みです。すでにいろいろな計画を立てていることと思いますが、休みになっても生活のリズムを壊さないこと、自分の時間管理、健康管理をしっかりすること。気が抜けて事故にあったり、病気になったりしないこと、言いたいことはいろいろありますが、一番は、2学期始業式に、全員が、元気に、いい顔をしてここで再開できることを願っています。

令和元年7月19日

 

PTA会報 「創立百年を超えて」

四月に内子高校に着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

私は宇和島市吉田町の出身で、南は宇和島から東は西条まで、県下を異動してきました。残念ながら本校に勤務した経験はありませんが、伝統ある内子高校と生徒ため、力を尽くしたいと思いますので、本校教育活動に対しまして変わらぬご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

さて、今年度の本校入学生は92名、全校生徒は288名です。本校の生徒数が最も多かった年は、52年前の昭和42年で、およそ730名でした。1学級52名で学年5学級という時代です。この後、入学定員は減少し、学級数も学年4学級、3学級と減りました。現在の生徒数は、最大規模のときの4割まで減少しています。昨年は小田高校の分校化が発表されましたが、南予全域で子どもがどんどん減っています。こうした中、本校がその存在感を地域内外に示し、創立百年を超えて新しいステップへ進むために、「自分自身に誇りを持ち、逞しく困難に立ち向かう生徒を育てる」という学校マニフェストを掲げました。現状に甘んじ、じりじりと衰退に向かうのではなく、生徒も教職員も気迫をもって挑戦を続ける集団でありたいと思います。

令和元年7月

 

PTA総会挨拶

おはようございます。大型連休の最後の日に、お運びいただきまして、ありがとうございます。この4月に着任いたしました校長の中井と申します。昨今、PTA不要論も都市部の小中学校を中心に起こっているようですが、私は、教育というものは、学校と家庭、保護者ががっちりと協力できた時に、初めて子どもたちを逞しく育てることができると考えています。

本日のPTA総会は、例年通り、昨年度の事業報告と決算の承認、役員改選、今年度の事業計画と予算の報告が主なものですが、この会で、本校の教育活動全般と、PTA活動について理解を深めていただき、子どもたちがより一層輝ける学校になりますよう、保護者の皆様に、PTA活動へのより積極的なご協力をお願いいたしまして、簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。

令和元年5月6日

入学式式辞

青空に向かう木々の若葉に、生命の躍動を感じる今日の佳き日、御多用の中、愛媛県議会議員 岡田志朗様をはじめ、多数の御来賓の皆様の御臨席を賜り、平成31年度愛媛県立内子高等学校入学式がかくも盛大に挙行できますことは、本校にとりましてこの上ない慶びであります。ここに厚く御礼申し上げます。

また、保護者の皆様におかれましては、立派に成長したお子様の晴れ姿に、さぞかし頼もしく誇らしく感じておられることと存じます。心からお慶びを申し上げます。

ただ今、入学を許可しました92名の新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんの入学を、在校生、教職員一同、心から歓迎いたします。

本校は来年度、創立百周年を迎える歴史と伝統ある学校であります。この学び舎を巣立った先輩は約13,000人、皆さんは、この学校で、13,000人の先輩が百年かけて築いた歴史と伝統に、新たなページを加えるのです。まさに時代は平成から令和へと変わる大きな転換点であります。皆さんは、成長と飛躍のこの高校時代に、精一杯自分自身を鍛え磨いて、たくましい若者、心豊かな若者に成長してください。未来を拓くのは皆さんの若い力であり、皆さん一人一人が「未来」そのものであります。自分を大切に、そして仲間を大切にしてください。

本校での高校生活の出発に際して、二つのことを特にお願いしたいと思います。

 一つ目は、自分の能力や才能に自信を持ってほしいということです。顔を上げ、胸を張って自分自身と自分の未来をしっかり見つめてください。皆さんの一人一人の中には、一人一人違った、様々な才能が眠っています。才能は何もしないで輝き出すものではありません。自分自身で才能を見つけ、それを見つけ出す努力をし、さらにそれを磨き上げる苦労を経て、初めて輝き出すものです。皆さんは本校入学後、勉強、部活動、学校行事など様々なことに取り組んでいきます。その一つ一つに精一杯、「本気」で取り組んでください。これまでできなかったからこれからもできない、と考えることは大きな間違いです。人は成長します。特に高校時代は身体的にも精神的にも、能力的にも一生のうちで飛躍的に成長する特別な時代です。昨日までできなかったことが、今日、できるようになることがたくさんあります。様々なことに全力、本気で取り組んで、自分の中に眠っている才能を見つけ、磨き上げてください。

二つ目は、何事も自分で考えて判断し、自分の意見を持ち、それを的確に相手に伝える力を身に付けてほしいということです。同時に、相手の考えや気持ちをしっかりと受け止め、理解する力も身に付けてください。学校生活の中では、指示を受けて行動することもたくさんありますが、言われたからやるのではなく、それぞれの行為の意味や目的をしっかり理解して取り組んでください。そして、自ら考えて行動する主体性と、周囲の人たちと心を通わせるコミュニケーションの能力を身に付け、将来、その力で豊かな社会づくりに貢献してください。

最後になりましたが、保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。本日から3間、大切なお子様をお預かりいたします。私たち教職員一同は、生徒たちの幸せを願い、総力をあげて教育活動を推進してまいります。学校は、生徒たちが、豊かな社会を築く有為な人材になるべく学ぶ、鍛錬の場でありますから、将来のために、苦しいことも乗り越えていかなければなりません。くじけてしまいそうになることもあるかもしれません。その時は保護者の皆様、学校とともにお子様を支え、励ましていただければ幸いです。

教育は、学校、家庭、地域社会が連携して行うものです。保護者並びに来賓の皆様、どうか生徒の幸せのため、次世代を担う若者の育成ため、今後も本校に対しまして、御支援、御協力を賜りますよう、お願い申し上げて式辞といたします。

平成31年4月8日

 

1学期始業式式辞

皆さんおはようございます。新しい学年です。平成最後、そして令和最初の年度が始まりました。

3年生の皆さん、3年生の皆さんにとっては、将来を決定する一生のうちでも特別大切な1年です。しっかり自分を見つめ、本当に自分が行きたい世界へ行くために、自分を鍛え抜き、最後まで頑張り抜いてください。高校時代、頑張り抜いたという自信が、一生の宝、一生の自信になるはずです。部活動も総仕上げです。悔いを残さないように頑張り抜いてください。

2年生の皆さん、先輩についていく学年は終わりました。2年生は学校を引っ張っていく学年です。その自覚と責任を持って、3年生を支え、1年生をリードしてください。2年生は緊張が緩みがちな学年ですが、自分自身と自分の将来をしっかり見つめ、今、何をしなければいけないか、自分で考え、実行してください。自分の将来を切り開くのは自分しかいません。楽な方に流されないように、自分に厳しくあってください。

そして、3年生、2年生の皆さん、この学年で何でも構いません、頑張ってやり遂げたと胸を張って人に言えることを必ず1つは作ってください。

最後にもう一つ、自分を大切にすること、同時に、仲間を大切にすること。あの子は友達じゃないとか、仲間じゃないとか言うことはありません。内子高校で学ぶ者は皆仲間です。自分を大切にすること、仲間を大切にすること、そして、内子高校のみんなが力を合わせて感動がいっぱいある1年間にしてくれることを期待しています。

平成31年4月8日