今日は、月に一度の「人権の日」です。本校では、毎月人権の日を定め、人権委員会誌「てのひら」を発行して人権問題について全校で考えていく活動をしています。
毎月、いろいろなテーマで特集を組み、紙面を編集してお届けしているのですが、令和5年度に取り上げたテーマを少し紹介しますね。「水平社宣言100年」「子どもの権利」「被爆者の思いを知る」「障がい者スポーツ」「手話を学ぼう」「高齢者問題を考える」など、担当した人権委員や教員の気持ちがこもった内容になっています。
さて、今月の「てのひら」は、「災害に起因する偏見や差別をなくそう」というテーマで、災害時に人権がないがしろにされていることはないかと、人権委員長・副委員長が考えてみたことをつづってみました。混乱時や避難生活の中で声を上げにくい立場の人にも、思いを寄せたいものです。
写真は、SHRの時間に「てのひら」の紙面を紹介している人権委員の様子です。ホームルーム担任も「世の中で起こっていることに関心を持って、自分でしっかり考えよう。」と声を掛けていました。
毎週火曜日は、ショートホームルームの時間に隔週で国語と英語の火曜テストを実施しています。
今年度の火曜テスト国語は先週で終わり、今日は今年度最後の火曜テスト英語の日となりました。
朝読書が始まるまで、英単語帳を広げていた生徒たち。
テストが始まると、みんな頑張って取り組んでいます。
いい締めくくりができたでしょうか。
「はい!」
英語・国語ともに成績優秀者は、年度末に表彰されます。
「千里の道も一歩から」
来年度も、しっかり取り組んでもらいたいですね。
部活動
昨年の12月16日に行われた「第37回愛媛県高等学校総合文化祭」において、来年度の全国大会(岐阜県開催)の切符を手にした内子高校郷土芸能部ですが、先日、隣接する大洲市の市役所庁舎に懸垂幕が登場しました。
来年度の全国大会「第48回全国高等学校総合文化祭(愛称:清流の国ぎふ総文2024)」に出場する郷土芸能部員のうち、大洲市出身の6人の名前入りで祝福していただきました。喜びの輪が大洲市にも広がり、部員たちも大感激です。ありがとうございました。
実は、例年、郷土芸能部員の半数近くは大洲市出身です。内子町にある内子高校ですが、毎年近隣市町の十数校の中学校から生徒が集まってきます。新しい仲間と出会い、新しい部活動と出会い、日々新しい刺激を受けながら、有意義な高校生活を送っています。
これからも、生徒一人一人が生き生きと活動して成果を上げ、より多くの方々に喜びの輪が広がることを願ってやみません。
2月3日に開催された「第107回日本陸上競技選手権大会・室内競技 2024日本室内陸上競技 大阪大会」の「U18男子60m」に、本校陸上競技部の松井選手が出場しました。予選を突破して決勝に進んだ松井選手は、タイム6.95秒で、全国6位になりました!☆
この大会は、その名のとおり、全国のトップアスリートが集結する陸上競技大会です。松井選手が出場した決勝レースも、将来が有望される若手のトップofトップアスリートたちがその力を競い合いました。1位の選手のタイムは6.73秒で、大会記録が更新されたレベルの高いレースでした。そのファイナリストたち8人は、スタート合図(号砲)からスタート反応の時間を意味するリアクションタイムも、0.1秒台と実に速いものです。ちなみに、ある調査によると、日本の高校生男子の平均リアクションタイムは0.22秒前後です。決勝レースでの松井選手のリアクションタイムは、0.128秒で8人中1位!松井選手の更なる向上とともに、部員全員で冬場の練習にも気合が入っている陸上競技部の大きな飛躍が期待されます。
学校行事
近年、本校では「朝の読書」を金曜日だけに実施していました。定期考査や学校行事、祝日などを除けば、実際の年間実施回数はかなり少ないです。2022年の文部科学省の調査では、「21歳の若者の6割は全く本を読まない」という結果が出たとのこと。時代の流れもあってか、SNSや動画投稿サイトの影響は大きいようです。
そこで、本校では、朝読書の意義を改めて見直し、来年度からは「朝の読書」を毎日実施したいと考え、この2月から試験的に取り組むことにしました。昨日から3年生は家庭学習期間に入ったので、1・2年生のみで始めました。
初日の昨日は雨のせいなのか、それともうっかり忘れていただけなのか、予定開始時刻に読書していた人は少なかったのですが、担任や副担任が声を掛けると、急いで着席して本を取り出していました。
2日目の今日は、従来の「朝の読書」から始まる金曜日だったこともあり、スムーズに取り組むことができていたようです。
これを機会に、生徒の皆さんが読書習慣をきちんと身に付けて、良書と出会い、豊かな人生へとつながっていくよう願っています。
昨日、3年生は学年集会を開きました。
学年集会では、3年前に内子高校という「山」を登り始め、一歩一歩自分の足でその頂まで辿り着いた3年生に、「山」の降り方の大切さ、心構えについての話をしました。3年生が内子高校に登校するのもあと5日です。最後まで在校生に誇れる立ち居振る舞いで「山」を降り、自分で選んだそれぞれの次の「山」に登る準備をするための家庭学習期間にしてもらいたいと思います。
今日の朝、3階の3年生の教室に行ってみました。
今朝行われた全校集会では、読書感想文(校内・内子町・愛媛県入賞)と部活動の表彰伝達が行われました。今年度も運動部での目覚ましい活躍が見られた1年となりました。
3年生は、明日から家庭学習期間に入ります。2月に入ってからも進路実現を叶えるために最後まで勉強を頑張る人や、もう既に4月からの生活に向けて準備に入る人など様々ですが、3月の卒業式を笑顔で迎えられるよう、有意義な生活を送ってほしいと思います。
1・2年生には、2月に学年末考査があるため、引き続き学習に打ち込みながら部活動も頑張り、充実した毎日を送ってほしいと思います。内子高校の未来を3年生から引き継いでいく後輩として、今後も活躍を期待しています。
昨日あたりから、日の当たる日中は暖かさを感じますが、校内にも学校周辺にも、まだ少し雪は残っています。
先週の残雪が溶けきるほどの暖かい日差しとともに、今週が始まりました。最低気温は先週とそう変わらない本日ですが、日差しがあるだけで心身共にぬくもりを感じます。
さて、今日は掃除の様子をお届けします。
人通りの少ない渡り廊下でも、隅々まで掃除をします。小さな塵も積もれば山となるように、先週末からの強風のせいか、今日はたくさんの塵が集まりました。
普段、自分たちが使わない教室も手を抜かずに掃除しています。
この教室は、つい先日まで3年生が掃除を担当していました。3年生が午前中のみの登校期間に入ったので、それまでの3年生の清掃分担箇所を、今は1・2年生で手分けをして担当し、学校をきれいにしています。……別れの季節が近づいてきていますね。少し寂しく思います。
明日から最高気温は高くなる予報が出ていますが、最低気温はあまり変わらないようです。今週も寒さに負けないように頑張りましょう。