2月になりました。
3年生は本日から家庭学習期間に入りました。静かで寂しい教棟3階です。
昨日は3年学年集会があり、まず表彰伝達を行いました(「高校生活動推進校認定証」「高校生自由彫刻コンテスト」)。続けて、家庭学習期間の意味をよく考え、健康安全に十分に気を付けて有意義な過ごし方をするよう、生徒課長・交通安全担当・学年主任から話がありました。
そして本日、大学受験を控えた生徒は、朝から登校し、集中して勉強していました。今は、全国の受験生たちが入試に向けて頑張っている時期。本校生も私大入試や国公立大二次試験に向けて頑張っています!こうして頑張れていることを、みんなで心の中で讃え、応援しています!
また、昨日3年生が下校した後には「えひめスーパーハイスクールコンソーシアム in 南予」が開催され、本校からは2年生の生徒会役員4名がオンラインで参加しました。3年生が不在の学校を2年生が支える時期になりました。
コンソーシアムでは、各学校の、地元に根差し地域の活性化につながる取組についてのパネルディスカッションや、先進的な学習活動を通して得た学びについての研究発表を聞き、高校生として何ができるか、どう学ぶかを真剣に考えました。参加した生徒は「内子町は町並みが有名だけど、町並み頼りにならない取組を自分たちも考えていきたい。」と話していました。
ところで、昨日から清掃時のBGMが、内子高校オリジナルソング「明日へ」に代わって「仰げば尊し」になりました。これは、当ホームページ「内子高校だより」1月25日記載の状況を受けてのことです。卒業式では、みんなで「仰げば尊し」を心をこめて歌いたいと思います。
心をこめてと言えば、歌詞の理解も欠かせません。そこで、上記「内子高校だより」のクイズの解答です!……いかがですか?
「今こそ分かれめ」の「こそ―め」は係り結びの法則(中学校でも学んでいますね。)で解釈できます。「こそ―已然形」は強意を表わし、結びの語「め」は意志の助動詞「む」の已然形ですから、強い意志を表わしていると理解できます。つまり、「今こそ別れよう」という前向きな強い思いが表現された歌詞ということです。そう考えると、後に「いざ さらば」という潔い別れの言葉が続くことも納得できますね。
毎日会っていた友、多くの思い出が詰まった学び舎……別れを思うと寂しく悲しくなりますが、3年生にとって明るい未来へ踏み出す送別の歌として、全校生徒と教員とで歌い上げたいと思います(マスク着用です。)。
本校では、火曜日の朝のショートホームルームで、「火曜テスト」と呼ばれるテストが実施されています。隔週で国語(漢字テスト)と英語(単語テスト)があります。
今日は第11回目の火曜テスト(国語)でした。満点を目指して、みんな一生懸命に解答しています!
明日からは2月。今年度のテストも国語・英語とも残り1回ずつになります(3年生は既に終了)。年度末に、年間の平均得点上位者を「火曜テスト優秀賞」として表彰します。
本日3年生は、2時間授業の後、1年間お世話になったタブレットの返却をしました。気が付けば、あと1日で家庭学習期間に入ります。3年生数人に3年間の感想を聞いてみましたが、「本当にあっという間で、3年間がこんなに短いとは思いませんでした。」と口々に答えていました。それだけ良い思い出や経験をしたという証拠だと思いますし、しんどいことや苦労があっても、充実した日々を送ってきたことだと思います。
明後日からは先述のとおり家庭学習期間となり、2月の登校日は数日ですが、体調に気を付け、本校生でいられる時間を大切にしてください。
本日は、郷土芸能部の最近の活動についてお知らせします。ご存じのようにコロナ感染拡大が始まった3年前から他の部活動同様、郷土芸能部も活動が大幅に制限されてきました。しかし今年度からは、昨年夏の全国大会への出場を皮切りに、活動の幅が広がり少しずつ元の状態に戻りつつあります。また、コロナ前にはなかった新しい活動の場も出てきています。
例年ならば年が明けた今の時期は、郷土芸能部的にはシーズンオフなのですが、いろいろなところからお声がかかり、貴重な演奏の機会をいただいています。つい先日(1月23日)も大洲・喜多経済研究会様から研究会オープニング演奏の依頼を受け、大洲にある旅館のパーティー会場のようなところで演奏を披露させていただきました。部としては初の試みでしたが、大洲の企業の方々の前で堂々と演奏し、大きな喝采を受けました。帰り際に主催者の方々からお褒めの言葉を賜り、部員たちも嬉しそうでした。1月29日にも介護施設からの依頼で演奏する予定です。
そして本日ですが、、、本校がラジオCMコンテストで入賞した(第2位になりました!)ことに伴い、FM愛媛さんが来校されました。記念品の楯の贈呈、そして、CMに出演した本校生にインタビューをしてくださいました。生徒たちは緊張しながらも、パーソナリティーお二人の明るい表情や温かい言葉に促され、徐々に話がはずんでいきました。生徒たちから様々な話題と魅力を引き出してくださり、楽しいひとときになりました。インタビューで「CMを作りながら内子はいいところだと再認識した」「生徒の仲が良く一人一人が輝ける学校の良さを伝えたいと思った」と語っていた出演者それぞれの表情が印象的でした。
実は、お二人が到着されてすぐ、CMに出演した生徒たちが体育館に御案内し、サプライズで郷土芸能部の歓迎演奏を聴いていただきました。最初は驚かれていましたが、演奏が始まると手や足でリズムを取られるなど、非常に喜んでくださいました。演奏後は記念撮影をしながら、お褒めの言葉、感謝の言葉をたくさん、たくさんいただきました。部員たちは照れながらも、演奏をして喜んでくださる方がいることへの感謝の気持ちを新たにしたように思います。今後も感謝の気持ちを忘れず、新しい演奏の経験を求めてチャレンジを続けていってもらいたいです。
「本日は、どうもありがと~う!」(ぜひ本校のCM風にお読みください。)
2年生
内子高校では、卒業式に向けた準備が着々と始まっています。
ここ3年の卒業式は、新型コロナウイルスの影響で制限を設けながらの実施でしたが、今年こそは可能な限り従来どおりの方法で、なおかつ感染対策をしっかり行いながら実施したいと、前向きに検討をしています。
卒業式と言えば、歌が欠かせません。私が高校3年生の卒業式で、ずっと我慢をしていた涙が溢れたのは、「仰げば尊し」の1番の「今こそ 分かれめ いざさらば」を歌った時でした。「あぁ、この高校を去るんだ。」と思うと、高校生活での楽しかったことや辛かったことが一気に思い返されて、涙が止まらなくなりました。歌って、不思議な力がありますよね。
ここで、ふと疑問が。
今の高校生は、「仰げば尊し」を知っているのだろうか……?卒業式で歌唱が実施されると信じて、今日の2年生の音楽の授業で質問をしてみました。
「この中で『仰げば尊し』を知っている人~!」
なんと、半数もいませんでした。
少し驚きましたが、ここ数年思うように歌唱活動ができなかったことを考えると、腑に落ちるとともに、少しずつでも歌唱活動を増やしていかなければならないと危機感を覚えました。
とりあえず、一回通り歌ってみました。慣れないながらも、みんな一生懸命に歌いました。
卒業生に、「あぁ、この高校でよかった。」と思ってもらえるように、音楽の時間や、可能であれば全校集会などを活用して、生徒、教職員が一丸となって練習に励んでいきたいです。
※ では、「仰げば尊し」に関するクイズです。歌詞にある「今こそ 分かれめ~♫」の「分かれめ」とはどういうことを意味するのでしょうか?(ヒント:「こそ」に着目です。)
本日は、10年に一度の大寒波の影響により、早朝から南予全域に暴風警報が発表され、生徒は自宅待機をしていましたが、10時30分前には暴風雪警報へと変わり、さらに警報が継続したため、臨時休業となりました。
3年生にとっては、最後の終日登校日。本日の時間割6・7時間目には2時間連続で体育があったので、残念に思っている生徒も多いことでしょう。最後にみんなと体育したかったな。僕も残念。
教室には、もちろん生徒は誰もおらず。校舎も心なしか寂しい様子。生徒がいてこその校舎です。
これから天気は下り坂。先月の雪の時よりも強い寒波とのことですので、十分に注意して、また元気な姿で会いましょう!!
1,2年生は、3学期の体育の授業では長距離走に取り組んでいます。
明日から10年に一度の寒波到来の予報…
今日も寒さが強まる中、小雨が降っていても、風が吹いていても、極寒でも、内子高校生はたくましく走りました。走った後は、風邪などをひかないようにしっかりセルフケアもできていました。強くたくましくなっている内子高生の応援を、今後ともよろしくお願いします<(_ _)>
3年生
本日6限目は、各学年ともホームルーム活動を行いました。
本校3年生は、大学入学共通テストが終了して、自分の第1志望校合格を目指して一生懸命に勉強する生徒、自分の進路が決まって将来に向けて新たなことにチャレンジしている生徒などなど、様々です。
そんな中、生徒に尋ねました。
担任「内子高校でやり残したことは?」
生徒「クラスみんなで体育祭がしたいです。」
3年生のあるクラスは、体育祭当日を複数人の生徒が欠席した状況で迎えました。そこで、みんなでちょっとでもいいから体育祭の種目を実施したかったそうです。
しかし、進学に向けて勉強を一生懸命に頑張っているクラスがある中、実施してよいものかどうか……悩みました。が、その進学類型のクラスの生徒が「僕たちは勉強するので、体育祭の再現頑張ってください。」――そのように言ってくれました。
天気が少し怪しい中でしたが、みんなで楽しく活動しました。
体を動かした後、生徒たちは「進学クラスのみんなが勉強している中で、少し申し訳ない気がするけど、彼らが理解してくれた分、今度は僕たちが彼らの応援をします。」と熱く語っていました。
卒業まで本当にあと少しになりました。内子高校生としてやり残したことがないように頑張ってほしいものです。
みなさん、こんにちは。
今日は、いつものように1年生の様子をお伝えします。なぜかというと、私が1年生の担任だからです。
入学してから間もなく1年。2月からは3年生が家庭学習期間に入り、まるで2年生のような雰囲気になっていきます。1年生の3学期は、2年生の0学期と言われるように、進路実現に向けて具体的に考えていかなければなりません。そういう1年生の変化も伝わればいいなぁと思いました。
さて、廊下ですが、今はあるクラスの前では、3学期の目標や2年生になるにあたっての抱負などの書初めが掲示されています。
具体的なものから、漠然としたものまでたくさんあって、見ていて楽しいです。
その反対側には、人権・同和教育ホームルーム活動で使用した「ファットマン(原子爆弾)の実寸大イラスト」が掲示してあります。
1945年8月9日11時2分、長崎市松山町の上空500mで炸裂した原子爆弾です。長さ3.6m、幅1.5mというこの爆弾で、内子町の人口と同じくらいの人が即死し、大洲市と合わせた人口くらいの人が数日のうちに亡くなっています。イラストをみると「大きいなぁ」と思いますが、その被害の大きさを知ると、とても小さく感じるはずです。核爆弾は二度と使用されてはならないと思います。
さて、ショートホームルームの様子を何枚か撮影しました。
ある教室では、リモート授業用のタブレットが設置されており、必要に応じてリモート配信をしています。
1年生たちの様子は実に爽やかで元気です。今日も廊下で撮影していたら、笑顔でピースサインをしてくれました。今年度はあと数か月ですが、元気に1年生としての時間を過ごしてもらいたいと思います。
では、今日はここまで!