ブログ

卒業式に向けて

2023年1月25日 11時02分
2年生

 内子高校では、卒業式に向けた準備が着々と始まっています。

 

 ここ3年の卒業式は、新型コロナウイルスの影響で制限を設けながらの実施でしたが、今年こそは可能な限り従来どおりの方法で、なおかつ感染対策をしっかり行いながら実施したいと、前向きに検討をしています。

 

 卒業式と言えば、歌が欠かせません。私が高校3年生の卒業式で、ずっと我慢をしていた涙が溢れたのは、「仰げば尊し」の1番の「今こそ 分かれめ いざさらば」を歌った時でした。「あぁ、この高校を去るんだ。」と思うと、高校生活での楽しかったことや辛かったことが一気に思い返されて、涙が止まらなくなりました。歌って、不思議な力がありますよね。

 

 ここで、ふと疑問が。

 

 今の高校生は、「仰げば尊し」を知っているのだろうか……?卒業式で歌唱が実施されると信じて、今日の2年生の音楽の授業で質問をしてみました。

 

 「この中で『仰げば尊し』を知っている人~!」

 

 

 

 なんと、半数もいませんでした。

 

 少し驚きましたが、ここ数年思うように歌唱活動ができなかったことを考えると、腑に落ちるとともに、少しずつでも歌唱活動を増やしていかなければならないと危機感を覚えました。

 

 とりあえず、一回通り歌ってみました。慣れないながらも、みんな一生懸命に歌いました。

 

 

 卒業生に、「あぁ、この高校でよかった。」と思ってもらえるように、音楽の時間や、可能であれば全校集会などを活用して、生徒、教職員が一丸となって練習に励んでいきたいです。

 

※ では、「仰げば尊し」に関するクイズです。歌詞にある「今こそ 分かれめ~♫」の「分かれめ」とはどういうことを意味するのでしょうか?(ヒント:「こそ」に着目です。)