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朝読書

2022年5月13日 08時58分

 本校では毎週金曜日の朝に、全学年で10分間の「朝読書」を実施しています。今日は雨の音だけが響く教室で、それぞれが読書を行っていました。

 生徒が読んでいる本は、手持ちの本や図書室で借りた本、学級文庫の本など、その種類は様々です。

 学級文庫とは、図書室から借り出した図書を各教室に設置しており、2か月に1回入れ替えをしています。

 朝読書を終えて落ち着いた雰囲気の中、一日が始まります。

 

 さて、昨日記載した「福沢諭吉に関する書物」を改めて紹介します。本校図書室で見つけたのは、『チャレンジ精神が時代をつくった  福沢諭吉の勉強法』(ポプラ社教養文庫)という本です。

  その中には、諭吉は幼い頃は読み書きが十分ではなく、諭吉自身が「このころの勉強は、大の苦手だったと回想しています。」、と記されています。それが、本格的に勉強をし始めてから、「それまで何をやっているのかわからなかった勉強がすこしずつみえてきて、おもしろくなってきたのです。」と書いてありました。  (「」内は上記書籍からの引用。)

 私たちも、本気になって取り組んだら開花するものがあるかもしれませんね。生徒の皆さんは、これからまだまだ伸びる力をたくさん持っているはずです!苦手なことにも、ちょっと本気で取り組んでみたら、自分では気づかなかった力を発見するかもしれませんよ。

 そんなことにも気づかせてくれる読書……いろいろなジャンルの本を手に取って、自分の世界を広げていきましょう!