ブログ

平和学習被爆体験講話

2023年9月15日 18時06分

 本日9月15日に、「被爆者の思いを知る。」という9月の人権テーマの下、長崎で被爆をされた池田道明さんによる平和学習被爆体験講話がありました。 

 6歳の時に、爆心地から約700m、母親が勤務していた長崎医科大学付属病院(当時)のエレベーターから降りた瞬間に被爆され、当時の様々な様子を、生々しく語ってくださいました。

 長崎県出身で、大学も広島ということで被災地をよく知る小北先生でも、今までに直接このように被爆者の方の体験を聞くことはあまりないらしく、この講演はとても貴重である、ということでした。

 世界ではいまだに戦争が繰り返され、いくつもの大切な命が失われています。平和な日本で、当たり前な日常を過ごせることに感謝しなければなりません。

  本日、貴重なお話を直接聞かせていただいたことで、二度とこの長崎のような惨劇を繰り返さないよう、後世に伝えていかなければならないと肝に銘じる機会となりました。お話の最後に池田様がおっしゃったように、平和を維持できるかどうかは、これからの時代を担う高校生のみんなの双肩にかかっています。

 池田様には、本校の講演のためだけにわざわざ長崎からいらしていただき、穏やかな表情で、優しくそして力強く、心を込めてお話しくださいました。きっと、講話をうかがった本校・分校のみんなの心には、池田様の言葉の数々が深く刻まれていることと思います。

 池田様と、同行され講演を支えてくださいました廣佐古様に、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 ※講話の様子と本校生の感想等は、また後日に掲載予定です。