梅雨入りとともに
2025年6月10日 18時00分梅雨入りしてここ数日、しとしとと雨が降り続いています。気温がそれほど高くないため、今日は比較的過ごしやすい一日となりました。
とはいえ、これからは湿度の高い、いわゆる梅雨らしい日が続いていくことでしょう。
今朝、正門に向かう途中、ふと校内の庭に目をやると、梅の木がすっきりと枝を整えられていました。つい先日まで、青々とした立派な実がいくつもなっていたのを思い出し、季節の移ろいを感じました。
さらに中庭に足を運ぶと、いつの間にか樫の木が豊かに葉を茂らせ、すっかり夏の装いに変わっていました。新緑から深緑へと、自然は静かに、けれども確かに次の季節へと歩みを進めているようです。
梅雨の雨は、夏を迎えるために欠かせない、大切な恵みだといわれます。この雨が、植物にとっても、そして私たちにとっても、穏やかな日々を育むものとなりますように。
別件ですが。。。
3年生の授業で教棟3階にいると、内子座の耐震改修工事に向けた足場づくりの様子を眺めることができます。今日も、時折強い雨が降る中、着々と作業が進められていました。
このような工事の様子を目にする機会は、そう多くはありません。ふと、「次にこうした光景を見るのは、いつになるだろうか」と考えてみると、今見ているこの景色がとても貴重なものに感じられます。
作業にあたられている方々が安全に留意され、無事に工事が完了することを願っています。