あんみつ教えて!その①
2020年6月4日 11時48分みなさん、こんにちは。昨日登場したあんみつです!
今日から新企画「あんみつ教えて!」をスタートさせたいと思います。と言いましても、いつもいつもできるわけではありませんが。
このコーナーでは、生徒たちの疑問を私ができる限り調査しまして、ここで回答する!というものです。HPという特性上、あまり詳しく公表できないこともありますが、できるだけ分かりやすく回答できるように努めます!
では、さっそく質問!
Q1 視聴覚教室から見える扉は何ですか?(2年生・男子)
今現在、コロナウイルス感染防止のために窓を全開にしています。すると、視聴覚教室から本館横に扉があるのが見えるのです。
<写真1 視聴覚室から見た謎の扉>
<写真2 渡り廊下から撮影した謎の扉>
たしかに、この扉……謎めいています。どこかに通じているのかというと開かずの扉で、本館側(写真2の左側の建物)から見ると壁になっていて、存在すら分かりません。そして、この扉は全ての階に設置されています。写真2の上のほうに3,4階の扉が写り込んでいますよね。
さて、このことについて調査してみたところ、次のような回答になりました。
A.平成14年に新校舎が完成するまで、ここに非常階段と渡り廊下がありました!
ということでした。念のため、昔の校内配置図を確認してみましたが、
<写真3 旧校舎の2Fの配置図>
<写真4 旧校舎の3Fの配置図>
あります、あります!階段と渡り廊下。ちなみに4階はどうなっていたかというと、写真がありました。
<写真5 昔の4階の様子>
ちょっと分かりにくいですけど、話によると非常階段の最上階で踊り場のようになっていたそうです。そして、ここが会議室につながっていた模様です。
ところが、平成14年に新校舎になった際、非常階段を全て取り払ってしまったのだそうです。そのおかげで新校舎の、この場所の隣にある教室は少し広めになっています。この扉はその名残なのだそうです。
ただ、これを御覧の卒業生の方には「ん?そんなもん知らんぞ!?」とおっしゃる方もおられるかもしれませんね。それはなぜかというと、非常階段は階段むき出しで危険なため、普段は通れないように薄いべニア板のようなもの(マンションのベランダどうしを仕切っているような、非常時には蹴破ることができるような板)を置いていたそうです。だから、特に気にしなければ、使うことはなかったと思われる場所なので、記憶にない人が多いのではないかと思います。現在内子高校勤務の卒業生にも聞いてみましたが、「初めて知った!」」と言っていました。
でも、今現在壁でふさいでしまったこの扉……なんで残してあるんでしょうねぇ。きっとこれを取り除く工事をするより、そのままふさいでしまったほうが安上がりで早かったのでしょう。
ということで、不思議な扉の疑問、解決しましたでしょうか。
今回は初回ということで、頑張って調べた結果、疲れました。次回からはもっと軽めの回答にして、多くの疑問や質問に答えていけたらいいなと思っています。では、疑問・質問、お待ちしています!
以上、あんみつでした。