2024内子高校だより

2年生にインタビュー

2024年7月10日 08時00分

みなさん、こんにちは。

 暑いですよね。ず~~~~~っと久しぶりに梅雨らしい梅雨がきたと思ったら、どっと暑くなって、また明日から雨になるみたいです。雨はまだいいとして、暑さが毎年厳しくなっていくのが、、、地球温暖化を感じます。私たちが幼い頃、社会の教科書でも理科の教科書でも後ろの方に将来の未来予想図が書いてありました。極付近の氷が解け、海水面が上昇、温暖化で砂漠化が進行し、異常気象が多発する、と。その当時は、そうなんや、本当か?大げさじゃない?とか思っていましたが、まさに現実になっています。あれから30年以上経ってますが、あのときの教科書通り。

 毎年、朝のニュースで「今年は前年を上回る暑さに見舞われます」って耳にします。前の年も、その前の年も同じこと言ってますので、階段状に上がり続けていることになりますよね。どうなることか、、、私はいいとして、自分の子どもたち、内子高校の生徒たちが大人になったとき、どんな世界になるのか、心配です。が、システムを大きく変えるのも難しいことはよく分かります。しかも、世界で足並みをそろえて、、、となると、もう何百年も先になってしまうのでは、と思ったりします。私は私にできることを、と考え、個人の取組も然りですが、授業で地球温暖化を積極的に取り上げていきたいと思います。

 さて、今日のテーマですが、特に何もない日ですので、2年生に色々インタビューしてみました。

 舞台となったクラスは2年2組です。

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 では早速、一人目はH・Kさんです。名前出してもいいと言われたのですが、一応イニシャルにしておきます。

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私:今の気分は?
Kさん:夏の大会が近いので、部活動で気を引き締めていきたいと思っています。
私:夏の大会の目標は?
Kさん:チームでベスト8以上が目標です。
私:あなた自身の目標は?
Kさん:少しでもチームの役に立つことです。
私:今はベンチなの?
Kさん:・・・はい。
私:狙っているポジションは?
Kさん:特にこだわりはありません。内野手なので、内野のどこかに入れたらいいかなと思っています。

 とのことでした。もうすぐ夏の大会ですね。野球部の子たちは、いつでも学校の看板を背負い、地域の期待を背負い、練習に励んでいます。他の部活でももちろん同じなのですが、プレッシャーは人一倍かなぁと思います。特に今年の野球部の子たちは学校生活でも前向きに頑張ってくれていて、応援したいチームになっています。ぜひ、応援お願いします。まだ対戦相手は分かりませんが、どこがきても内子魂を燃やしてほしいと願っています。

 では、次にY・Tさんです。

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私:今頑張っていることは何ですか?
Tさん:・・・。
私:頑張っていること、ないの?何でもいいよ。
Tさん:・・・。勉強?
私:どの科目に力を入れていますか?
Tさん:社会です。
私:なぜ?
Tさん:戦国時代の豊臣秀吉が好きなので、歴史などを勉強するのが好きです。
私:豊臣秀吉のどこが好き?
Tさん:全国統一を果たしたり、多くの偉業があるので、すごいなって思います。
私:特に、平民の出身で、頂点まで登りつめた人だしね、学ぶところは多いかもしれないね。

 ということで、今頑張っていることを聞いてみました。途中、一問一答みたいなインタビューになったので、私が文章をつないでいます。インタビューといいながらも、子どもたちからしたら面接のような感じになります。面接では、聞かれたことに対して単語で回答することはありません。必ず説明や理由を添えます。インタビューと称しながらも、面接指導も含めて話をしました。

 さて、次はK・Iさんです。

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私:今年の夏、ぜひやろうと思っていることは?
Iさん:花火をすること、花火を見に行くこと、海に行くこと、祭りに行くこと、祭りでおいしいものをたくさん食べることです。
私:花火が好きなの?
Iさん:光るものが好きなので、花火が好きです。
私:ぜひ行きたい祭りはありますか?
Iさん:今治のおんまくです。花火が1万発も上がるから行きたいです。
私:おすすめの花火はありますか?
Iさん:おんまくもそうだけど、宇和島の祭りでも1万発上がるので、楽しみです。

 とのこと。たくさんやりたいことがあって、充実した夏休みになりそうですね。といっても、高校生は夏休みとは名ばかりで、ほとんど休みなどありません。部活動もあるし、補習もあるし。中学校とは大きく違うので、1年生は多少戸惑うかもしれませんが、それが普通科高校なんですよね。将来の自己実現に向けて、今のうちにしっかり苦労して、夢を実現してほしいと願います。

 次は、Y・Mさんです。

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私:今年の夏、旅行に行く予定は?
Mさん:今のところありません。
私:ぜひ行ってみたいところはありますか?
Mさん:海が好きなので、海も楽しめる九州のどこかに行きたいです。
私:九州のどこよ。
Mさん:九州は一度しか行ったことがないので、福岡とか長崎辺りがいいかなと思っています。
私:海、関係ある?
Mさん:海もあるし、おいしいものもたくさんあるし、とにかく九州はほとんど行ったことがないので、行ってみたいです。
私:長崎がおすすめです!

 ということです。実は、私、長崎出身なので、長崎の良さを少し知っています。こうして地元を離れて長い年月が経つと、自然と、地元の良さが見えてくるものです。帰れるものなら、帰ってもいいなと思ったりもします。しかし、息子も愛媛で定着してるし、今はだめかなぁ、息子が大きくなって、独り立ちしたら、今の家を片付けて、長崎に移住してもいいかなぁとちょっと考えています。特に、長崎市内は異国情緒あふれるいい街です。近くにいると分からないものですよね。

 さて、次です。次はT・Oさんです。

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私:「夏」と言えば、の食べ物は?
Oさん:スイカです!
私:スイカで何か面白エピソードはありますか?
Oさん:昔、スイカの種を飲み込んでいたのを母に叱られたのを覚えています。
私:今はどうしてるの?
Oさん:噛み砕いています。
私:それはOKなの?
Oさん:多分、大丈夫です。

 大丈夫じゃないですよね(笑)噛めばいいというものではなかろうに、面白い話でした。昔、志村けんの番組で、スイカを種ごと食べて、スイカ人間になるっていうコントがありましたが、幼心にけっこう怖くて、スイカの種は飲まずに出していました。

 さて、今日はこのくらいで、終わりにしようと思います。

 昨日は、3年生は遠足だったのですが、石手川ダムを見学して(昨日の投稿にありましたね)、意外にも楽しかったです。長~い階段を下りて、ダムの説明を受けて、、、この年になって初めて伺ったので、新鮮でした。夏休みにはダム以外のイベントもしているのが驚きで、職員さんも大変だなぁと感心しました。きっとダムに興味を持ってもらうのが狙いなんだと思いますが、小学生の学習にはうってつけの企画も多々あり、息子が小さい頃にもっとお世話になっていたらよかったなと思った次第です。

 それから、3年生がいよいよ進路本番を迎え、あわただしく動いています。放課後の面接指導などで部活動に行けないのが辛いところですが、3年生の担任として、まずは進路実現を優先していますので、仕方がないかなと思いつつ、熱を込めて指導しています。進路指導は比較的好きなんです。あらゆる指導の中で、夢を語れる指導って、進路指導くらいかなと思うんですよ。子どもたちと一緒に、理想の職業人を作り上げていく作業がとてつもなく楽しいです。子どもたちからしたら疲れる、悩む作業ですが、私はその子のキャリア教育の一つとして、理想の職業人をイメージすることを大切にしています。私の場合はですけど、大学や専門学校に合格するだけが指導ではないと思っています。その学校を卒業して、就職して、さらに成長していくまでを見据えて、進路指導をしたいと思っているのです。そのため、総合型選抜では質問されないようなことでも、しっかり考えさせて、遠い将来につなげてほしいのです。

 と、また色々書いていたら長くなりました。今日はこのくらいで!

さようなら。